柔軟性を制するものは怪我を制す???
足底筋膜を痛めてからはや、1ヶ月近く。
未だ痛みの癒えないまえそのさん。
次なるレースも間近で心休まる暇がありません。
怪我をしてからこの1ヶ月、もちろん何もしていなかった訳ではありません。
治療に足繁く通い、お風呂上りのストレッチを入念にしてきました。
そんな中で、まえそのさん。気づきました。
「体がかたすぎる!!!」
いや、気づくの遅すぎでしょ!!!というツッコミはなしにして、
この気づきから怪我の分析です。
痛めたのは足底筋膜(足裏)で、体の末端です。
でも末端が痛むのは末端のせいじゃないそうです。
足底筋膜は以前触れましたが、足裏を弓の弦ように引っ張って、アーチ(土踏まず)を形成しています。
そこにダメージが発生するのはもともと引っ張っている弦が過剰に引っ張られてしまっているため。
では、なぜ過剰に引っ張られてしまったか。
ポイント1
「足首の可動域」
足首は下肢の動きと路面状況に合わせて臨機応変に動くことで力を伝達し、力を吸収してくれます。
足首の可動域が狭くなるとうまく力が吸収できなくなり、その周りの筋肉、腱に負担がかかります。
今回は足底筋膜の方に負荷かがかかり、痛んじゃったんですね。
なぜ足首の可動域が狭いのか、
ポイント2
「ふくらはぎの張り」
昨年度よりランのフォーム改造に取り組んでいるまえそのさん、
流行のフォアフット走法に近づけたところ、ふくらはぎの筋肉痛が激しくなりました。
筋肉痛が激しいのは単純にふくらはぎの筋肉が足りないせいだ、筋力をつければ筋肉痛はなくなるはずだと思い込んでいました。
おそらくここが失敗のポイント。
フォアフット全盛期のマラソン界、牽引するのはケニア、エチオピアといったアフリカ勢。彼らのフォームは完全なるフォアフット。
さぞさくましいふくらはぎなんだろう、と目を向けてみると、
そうでもない。。。
そうでもないんですね。むしろ細いです。。。
なぜか、
簡単です。彼らはふくらはぎ使ってないんです。
なぜか、
ふくらはぎ使わなくても走れるんです。
というか、速く走るためにはもっと大きい筋肉使わないと走れないんです。
そうです。
彼らは、体幹、大腿四頭筋、大臀筋、中臀筋で走ってます。
つまり、まえそのさんはこれらの大きい筋肉使えてません。
なぜ、大きい筋肉使えないのか
ポイント3
「柔軟性が低い」
ようやく来ました。本日のテーマ
まえそのさん、とにかく硬いです。
びっくりするくらい、
ストレッチしてる姿はどんくさいおじさんです。
それでも、ごまかし、ごまかし、やってきたんですね。これまでは。
なぜ柔軟性が必要なのか。
これは分かりやすいです。
柔軟性がないと関節の可動域が狭くなります。
関節が動きにくいとどうなるか、
筋肉が連動しません。
よくテレビで見る運動音痴の芸能人の動きです。
筋肉が連動しないまま、負荷の高い運動を継続すると、小さくて、弱い筋肉から疲労します。まえそのさんの場合、これがふくらはぎ。
で、動かないとこができちゃうと、他の部分でかばいます。
かばったところが限界に達すると怪我します。
まえそのさんの場合、これが足底筋膜。
まえそのさんの目標は
「47都道府県47ロングトライアスロン」
達成したいならどんなに疲れてても絶対に怪我しちゃいけません。
ということは体硬いままで言い訳ありません。
トレーニングよりまず絶対、絶対にストレッチです。
ということで、ストレッチの研究を始めたまえそのさん、
継続と効果の両立解をしばらくは模索しそうです。。