足底筋膜炎
レース2週間前でのまさかの故障、
「大丈夫、大丈夫」
という顔がまったく大丈夫じゃないまえそのさん。
さて、
そんかネガティブネガティブなまえそのさんですが、
故障もポジティブに勉強してみてもいいかもしれません。
同じ失敗を繰り返さないためにも要因と対策を押さえることが重要です。
今回のまえそのさんの症状は
「足底筋膜炎」
足の裏(土踏まず)あたりから踵にかけて痛みが出ているそうです。
程度によっては一歩踏み出す度に針で刺される痛みが出るんだとか。
(これ、書いてるだけでいたい。。)
まえそのさんの場合、走ると痛みが出るようですが、歩く程度ではひどく傷む訳ではないようなのでまだ軽度の症状のようです。よかったです。
足底筋膜というのは足の指の付け根から踵にかけて膜のように張っているいる腱組織。
足の骨はアーチ状になっているので、足の骨を弓だとすると足底筋膜は弓の弦のように骨を張って体重を支えている部分になります。
その弦に過負荷がかかると症状が発症します。
(wiki調べ)
ではまえそのさんはなぜ過負荷がかかってしまったのでしょうか。
実はまえそんさん、2年前にもレース1ヶ月前に故障をし、大変悔しい思いをしています。
その時はレース前3か月で900km越えの走行距離でした。
(その内、500kmを1月に走り込んでいます)
その反省も踏まえて今回のレースに向けては故障しないように細心の注意でやってきました。
(はずでした。。。)
3か月前から高負荷練習にも耐えるための足作りを開始。
週2回のポイント練は1回はトラック、1回はロード。
それ以外のJOGは負担をかけないために公園の芝生を走って調整してきました。
走行距離も疲労がたまった状態ではスイムやバイクにトレーニングを代替させる形で極力抑える方向(今回は3か月で400kmほど)。
練習量を自信にする、まえそのさんにとってはなかなか難し決断でした。苦しい時期もあったようです。
そんな慎重に、慎重に、慎重に練習を重ねた成果が2月に入ってようやく出ます。
スピードがポイント練の度に上がり、確実に成長を感じさせる走りができていました。
ただ、、
よく
「調子が上がってきたときほど注意が必要」
と言います。
ビンゴ!!
ポイント練を順調にこなし、3週間前の30km走。
これもばっちりでした。余裕をもってクリア。
そして30km走の疲労は大丈夫と判断して中4日での水曜ポイント練。
ポイント練の内容はここ10年で1番と言っていいほどの出来。
長らく壁と感じてきた4'00min/kmを余裕を持って8kmペーランからの1000-400-200を完遂。
1000は社会人になってからベストの 3'07 !!
ただ、終わった後に足首周りに違和感。
この時は痛みではなかった。
大事をとって翌日は休息。
日曜のポイント練に向けて軽くジョグを金、土と実施。
もちろんロードではなく芝生。
この時も疲労感はあるものの痛みはなし。
そして、日曜の朝、明確な痛みを感じる。
バス停までのちょっとした駆け足で足裏に刺す痛み。
練習会の場所までは行ったものの、キャンセルを伝えて整骨院へ。
電気、マッサージ、超音波で治療。
幸い経度なので安静にしていれば早期に回復できる見込みではあります。
では、どこがダメだったんでしょう。
水曜ポイント練?
金、土のJOG??
おそらく水曜のポイント練でしょう。
出来が良すぎて、現状のまえそのさんの足底筋膜には負荷が高すぎたんだと思います。
正直、学生時代以来の絶好調は止められないですよね。
やむなしでしょう。
ただ、ただ、不安は大大炎上中です。
積み重ねてきたものを全て吐き出してしまったかのような喪失感が滲み出てます。
そんなことはないんですけどね。
大丈夫です。
しっかり足の疲労をとれる期間ができたと喜びましょう。
心臓はプールでもバイクでも追い込めます。
トライアスリートの特権です。
そう白戸さんが言ってましたよ!!
絶対大丈夫!!
いける!!!